よく分かる坐骨神経痛トップ > 手術療法日赤式椎弓切除術とは?

日赤式椎弓切除術とは?

日本赤十字社医療センターが開発した術式

腰部脊柱管狭窄症の手術方法は様々ありますが、その中のひとつが「日赤式椎弓切除術」と呼ばれる手術です。
「日赤式椎弓切除術」は、日本赤十字社医療センターの脊椎整形外科部が開発した椎弓形成術になります。

還納式椎弓形成術

別名、還納式椎弓形成術とも呼ばれている手術であり、狭窄している椎弓を切除し、脊柱管の内部を広げてから、切除した椎弓を元に戻します。そして、椎弓を戻した後は、骨セメントで固めます。
骨セメントは10分ほどで固まり、患者の椎弓は一時的に固定されます。

さらに、骨セメントは半年程度経過すると、骨生に癒合するので、再手術は不要です。
術後は、2、3週間程度で退院することができます。退院後は、2ヶ月程度コルセットなどの装具を着用することになりますが、普段どおりの生活が行えるといいます。

椎弓切除術との違いとは

腰部脊柱管狭窄症に関する代表的な手術に「椎弓切除術」がありますが、その手術では、神経を圧迫している椎弓、椎間関節、靱帯を切除し、狭窄している脊柱管が位置する椎骨を広範囲に切除してしまいます。
そのため、神経がむきだしになる危険もありますし、また、術後は脊椎を支える骨自体が脆弱なってしまいます。

その一方、日赤式椎弓切除術は、狭窄を起こしている脊柱管を広げ、いったん切除した骨を元に戻して、脊椎を支える壁をしっかり残し、椎弓を再形成するので、患者の骨の組織を最大限に利用した手術方法といえます。
術後5年や10年経過した後、患部の骨のゆがみなどの状態を考慮した場合、とても有効な手術であると言えます。

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