よく分かる坐骨神経痛トップ > 手術療法日赤式椎弓切除術とは?

日赤式椎弓切除術とは?

脊椎の固定により腰椎を安定させる術式

腰椎椎間板ヘルニアの手術でヘルニアを切除した後、腰椎が不安定になったとき、あるいは、脊椎の配列を強制する必要がある場合などにおいては、脊椎を固定する手術も併せて行わなければなりません。
このような脊椎を固定する手術は、一般的に「脊椎固定術」と呼ばれており、様々な手術方法があります。

後側方固定法の手術内容

一般的な脊椎固定術には、削った患者の骨や人工骨を移植して脊椎を固定する後側方固定法(PLF法)があります。また、骨移植ばかりでなく、移植した骨が患部に癒合しやすくするように、チタン製のスクリューやロッド、プレート、または、金属製のボルトなどの器具を使用して、固定をする方法(PS法)もあります。
さらに、強い固定が必要な場合に施術される方法で、PLIF法なども全国の医療施設で実施されています。

日赤式脊椎制動術の手術内容

上記のような一般的な脊椎固定術とは別に、日赤が考案した脊椎固定術が「日赤式脊椎制動術」です。
日赤式脊椎制動術は、腰椎椎間板ヘルニアの手術でヘルニアを切除した後、脊柱を固定する時に、チタン製のスクリューやロッド、プレート、または、金属製のボルトなどを使用しません。
代わりに、ポリエチレン樹脂の紐と細いチタン製のロッドを使用して脊椎を固定します。

ポリエチレン樹脂の紐と細いチタン製のロッドを使用して固定することにより、一般的な脊椎固定術で発生してしまう隣接する椎間への悪影響を抑制することができます。
ただし、脊椎の不安定性が激しい症例では、日赤式脊椎制動術を施術することができません。
そのようなケースでは、一般的な脊椎固定術が施される必要があります。

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